2024-03-01

現代農業4月号の内検の記事について

3回の連載記事もここで一旦終了です。内検を語り尽くした訳ではありませんが、私の内検ノウハウ・取り組みをざっくりお伝えすることができました。

今の時代、ダニ問題のため蜂群の維持・継続飼育を行うだけでも立派なものです。ひと時代前は、如何に多く蜜を採取し効率性を最大化するかが競われていたものですが、隔世の感があります。

私個人もダニ問題に苦しめられましたが、雄蜂巣房トラップ法と温熱療法によって克服し、今では薬や化学物質を一切使わなくても安定的に蜂群の維持・継続飼育が可能になりました。今では育種に取り組むことができるまでになっています。つまりは、系統による差異を評価できるほどになっています。

ミツバチはどれも同じに見えますが、やはり系統にごとに違いがあります。人間だってそうです。人によって、能力には雲泥の差があります。ミツバチもそれは同じです。同じ管理をしているのに、ダニを抑え込めない系統(親子)もありますし、蜜の貯まりの悪い系統もあります。それらは遺伝の差です。そのような系統を残していては未来はありません。優秀なものだけを残す必要があります。「瓜の蔓に茄子はならぬ」のです。

と、前置きが長かったですが、今度の記事は、そのような選抜育種に必要な視点を書いていますので、是非ご覧になっていただきたいと思います。