アミトラズが効かなくなったアメリカのダニのはなし2026/2/13 投稿者: Tshozo
アミトラズは、フルバリネート(アピスタン)と比べれば、ヘギイタダニは抵抗性を持ちにくく、かなり長期間にわたって世界中で使われ続けてきましたが、ダニの方が進化を遂げてアミトラズを克服したようです。
それと同じ系統は日本にはいないでしょうが、アミトラズも効いていないようなことを聞くこともあるので、日本のダニにもなんらかの変化があるのかもしれません。
『ダニ防除』上梓から4年半しか経っていませんが、オーストラリアがヘギイタダニ汚染国になったりと、早くも内容が変わりつつあります。もし改訂版を出すことができれば、色々書き直さないといけませんね。
この薬剤抵抗性を有する新ダニの出現についてですが、普通なら養蜂の未来に悲観したり、戦々恐々としたりするところですが、わたしのところはノーダメージです。相変わらず、「雄バチ巣房刺し」、「温熱療法」、「サバイバルテスト」のトリプルコンボで、一切の薬剤・化学物質を使わずにセイヨウミツバチの飼育を続けられています。わたしのところの横長16枚巣箱の蓋を開けると、どの群も蜂で満杯です。
ケミカルフリー養蜂は、趣味の延長の有機農業ではありません。薬剤に依存した慣行養蜂の限界を乗り越える必然的な方法論です。是非皆さまには、薬代がかかる高ランニングコストの養蜂から脱却し、ケミカルフリー養蜂に挑戦して欲しいと願っています。
ところで、上の記事の投稿者Tshozo氏には、
ミツバチに付くダニのはなし2022/10/18 投稿者: Tshozo
の中で、拙著をご紹介いただいています。Tshozo氏に感謝申し上げます。