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4月, 2021の投稿を表示しています

わたしの養蜂具――虫眼鏡

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「 聴診器内検 」の続きです。 新しいシリーズとして、わたしが使っている養蜂具を説明していきたいと思っています。 もしかすると皆さんは、「養蜂具は誰でも同じものを使っている」と思われるかもしれません。確かにわたしは皆さんが使っている養蜂具を使っていることもありますが、使っていないことの方が多いでしょう。同時に皆さんが使っていないものを使っていることもあります。 今回紹介するのは、皆さんが使っていないと思われる方の養蜂具です。それは虫眼鏡です。倍率5倍ほどのものです。いわゆる100円ショップで110円で売られています。 これを使うと普段見落としているものをつぶさに見つけることができます。まず、よく使うのは箱の底に落ちたゴミの確認です。ヘギイタダニの死骸が落ちていることがあります。次によく見るのはミツバチの死骸の腹側です。ヘギイタダニがついたまま死んでいる個体が見つかることもあります。 虫眼鏡は卵を確認するのにも使えます。卵は見なくても幼虫を見れば産卵状況は分かるわけですが、それでも卵があれば3日以内の産卵状況が分かります。卵の数を3で割ったのが1日の女王蜂の産卵ペースです。3週間後に日々追加される蜂の数でもあります。 もちろん蜂や観察にも使えます。養蜂家が蜂を見ずにどうするというのでしょうか。蜂は同じようで違いがあります。コロニーによって差がありますし、コロニーの中でも差があります。 スマホと連携可能な顕微鏡もあります。それは写真を撮るのには便利ですが、気軽に確認するのにはやや大げさです。起動するのに時間がかかりますし、倍率が高すぎて目標物がすぐには見つかりません。虫眼鏡ならそんな時間はかかりません。 虫眼鏡は、なくても養蜂は成り立ちますが、それでは多くのものを見落としているはずです。 皆さんも虫眼鏡を使うなら、気づかなかった多くのことに気づくようになるでしょう。

養蜂場のヘアリーベッチの開花

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「 冬の蜜源植物 ローズマリー 」の続きです。  わたしにとってのヘアリーベッチは、「晩春になると加古川河川敷を赤紫に染めるカラスノエンドウのような新手の蜜源植物」というものです。しかし、知っているのはそれくらいでした。 昨年蒔き開花した種は少しでしたが、次の世代が続々と芽を出し花を咲かせるようになりました。最初の開花を確認したのは3月30日です。この時期は雨が降るたびに植物が加速的に成長していきます。 カラスノエンドウの方が一足先に開花していましたが、そちらは花がひとつか一対であるのに対し、ヘアリーベッチは房状になるので容易に見分けが付きます。 これが今、養蜂場のあちこちで咲いています。加古川河川敷でも探せば見つけることができます。本格的な開花はもう少し後になってからです。 「カモミールの植栽」に続きます。

今後のブログ運営について

この1年間、隔週の投稿を続けることができました。 今後もブログの更新を続ける予定でいますが、他の活動と併せて持続可能なものにするためにも、これからしばらくの間は再び1週間ごとに更新することにいたします。 また、扱う内容として各種質問に対する回答も加える予定でいます。 今後もご愛読いただければ幸いです。