現代農業デビューを果たしたのは、ちょうど1年前の2021年6月号でした。同号では、本文記事だけでなく巻頭口絵にも載せていただき、大きく取り上げていただきました。1年前の記事は、拙著『ミツバチのダニ防除』のエッセンスを含む記事で、特に温熱療法に高い関心が向けられました。
私としては、皆さんが温熱療法技術を身につけてケミカルフリー養蜂を実現して欲しいと願っていますが、そのためには、ある程度練習し熟練する必要があります。対して、雄蜂巣房トラップ法は、雄蜂巣房を切り落としたり潰したりするだけなので、高度な技術は必要なく、誰でも簡単に行うことができます。
現在発売中の現代農業2022年6月号の記事では、2氏が記事を書いています。私は執筆していませんが、昨年の記事を担当編集者が再構成し要点をまとめて、最後の1ページに掲載してくれています。ケミカルフリー養蜂(脱化学物質)は、目的ではなく手段に過ぎませんが、私たちの養蜂技術は日々進歩していかなければならないので、臆せずに学び、採り入れて行かれたら良いと思っています。
今なら、現代農業取材ビデオが無料で閲覧可能です。雄蜂巣房トラップ法の威力と方法がひと目で分かる非常に教育的な良コンテンツですので、以下のURLから是非ご覧ください。
https://lib.ruralnet.or.jp/video/video_play.php?id=202206_01