本草綱目と被っており、分量も少ないのでそれほど重要性は高くありませんが、書に一項目として取り上げられるほど、中国では産業として確立していたことが窺えます。
https://dl.ndl.go.jp/pid/2556157/1/33
https://zh.wikisource.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%B7%A5%E9%96%8B%E7%89%A9/%E8%9C%82%E8%9C%9C
本草綱目と被っており、分量も少ないのでそれほど重要性は高くありませんが、書に一項目として取り上げられるほど、中国では産業として確立していたことが窺えます。
https://dl.ndl.go.jp/pid/2556157/1/33
https://zh.wikisource.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%B7%A5%E9%96%8B%E7%89%A9/%E8%9C%82%E8%9C%9C
奄美大島のトウヨウミツバチを「在来種のニホンミツバチ」と言って憚らない人がいます。いつになったら、その発言を撤回するのでしょうか?
このような厳しい書き方をするのは、奄美大島のトウヨウミツバチが、自然移入したトウヨウミツバチの証拠がないことです。そもそも奄美大島のトウヨウミツバチは、ハプロタイプが本土のものとは違っています。ならばどうして、在来種だと言えるのでしょうか? 日本本土のトウヨウミツバチでさえ在来種である証明は未だなされていないというのに。
上の俗説の主張者は、「根拠はないが、なんとなくイメージで」そう言っているのです。「奄美大島のトウヨウミツバチの在来種説」の証明責任を負っているのはその主張者です。そのような主張に反対する人が、在来種で「ない」ことの証明をする必要はありません。ただ単に、「在来種であることの証明はまだされていない」と指摘するだけで十分です。
奄美自体は昔からあり、人も住んでいました。あの『延喜式』にも名は出て来ます。しかし、奄美について文字の記録はほとんどないため、詳しい歴史は分かりません。奄美は、琉球や薩摩に統治されることはあっても、支配者を追放して自治を確立したことは、おそらくないほどに受け身な土地柄で、奄美の記録はもっぱら外部の者に依っています。
私が調べた限り、奄美にミツバチの記録が確認されるのは大正時代からです。江戸時代の記録も調べましたが、ミツバチがいた証拠は見つかりませんでした。ならばどうして、奄美大島のトウヨウミツバチが「在来種のニホンミツバチ」だと言えるのでしょうか? そのようなことがあるはずありません。