「ハニーランド 永遠の谷」のレビュー


「ハニーランド 永遠の谷」は北マケドニアの貧しい養蜂家を追ったドキュメンタリーで、「半分はかれらに、半分はわたしたちに」というフレーズが気になり、いつかは視聴しようと思っていました。

もっともわたしには映画館に行く習慣がなく、DVDプレイヤーも持っておらず、オンライン配信を待っていたところ、5日になってYouTubeで配信が始まり、ようやく見ることができました。

視聴者によって感想が異なるのは当然ですが、殊に養蜂家のそれが他の人のものと異なるのは仕方ありません。

養蜂家の観点からいうと、まず「蜂が全然出てきません」。一応ところどころ出て来はしますが、向こうの養蜂の実態や古来から続く自然採取が分かるというものではありません。

それでも、貪欲で技術もなく蜂や隣人への敬意もない養蜂業者が如何に周囲の迷惑になるかといったことは良く分かるものでした。利益しか頭にない養蜂家や、これから養蜂を始めようと思う人は本作品を視聴しておくと良いでしょう。

ドキュメンタリーとして見た場合は、絶望的な貧困を描いたキツイ作品です。見て楽しくなるものではありません。「経済的弱者」という言葉が甘く感じれる程に、資本主義のもたらす暴力と貪欲の残酷な結果が見事に描かれています。

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