分蜂の季節になると、使っていない巣箱に蜂群が入ることがあります。ニホンミツバチは仕方ないとして、セイヨウミツバチが入って来ることもあります。私はそれを、儲けたと思うことはまったくありません。むしろ迷惑に感じているくらいです。病気の感染のリスクがあるからです。また、それが育種計画に組み込まれることはないからです。
セイヨウミツバチはコントロール可能です。それを分峰させてしまうというのは、適切に管理していないからです。分蜂のコントロールができていない養蜂家がダニ防除を適切に行っている可能性は、ほぼゼロでしょう。
ミツバチは自分だけが飼っているわけではなく、地域の他の養蜂家にも影響を与える可能性のあるものです。適切な管理ができないならミツバチを飼うべきではありません。