これまで電子書籍は、Amazonのみの公開でしたが、5月末頃から他の電子書籍でも扱われるようになったのを期に、試し読みの範囲が広がったようです。
『ミツバチのダニ防除』は、書店で立ち読みしようにも置いている書店は多くなく、公共図書館も200館程度にしか置かれていないため、読むには買うしかない状態でした。この度、広い範囲の試し読みが可能になったので、購入の判断がより容易になったと思います。
約2割もの範囲が読めるというのは凄いことですが、それを決めたのは私ではなく、恐らくはそういう設定なのだと思います。もしかすると、農文協の営業の人が決めたのかもしれませんが。
電子書籍の最大のメリットは、保管場所が不要なところです。これは、出版社にとって在庫リスクがなく、読者にとっても保管スペースが圧迫されないということです。
私はかつて大量の本を抱えていましたが、引っ越しが大変なのと、年に一度も読まずにホコリを被っている本がある現実から、一部を残してほとんどの本を処分したことがあります。引っ越しは楽になりましたし、部屋のスペースも増えましたが、捨てすぎた後悔もあります。
いずれは、資源の問題などから、電子書籍が主流になるのでしょう。でもまだ紙の本でないと読んだ気がしない人もいるでしょう。電気がなくても読めるべきだと思っている人もいるでしょう。紙の本が欲しいという方は、在庫が切れる前にお買い求めください。