蜂の一刺し

養蜂を行っていると度々蜂に襲われます。もちろん、毎日刺されていては堪りませんから(と言っても毎日のように刺されていますが)、ネットのついた面布を被り、また耐刺突ゴム手袋を着けて作業を行っています。

今回は下ろし立ての手袋で柔らかかったためか、2度も刺されてしまいました。


刺しても死なないことの方が多い


写真は、針と、第7腹節の背板と腹板です。毒嚢はついていないことがわかります。針と共に外骨格が外れただけで、内臓や腹部が千切れたというわけではありません。お尻(といっても、厳密には腹部ですが)の先端のカバーが外れたといった具合です。
この写真のミツバチはお尻の先端部分の針がありません。何か(おそらくは、わたし)を刺して針を失ったのです。

「蜂は一度刺すと死ぬ」と言いますが、それは一般的にミツバチに当てはまります。針に返しがついていて、刺すと抜けなくなるからです。それでも、上の写真のとおり、浅く刺した程度では、針が外れるだけで死ぬことはありません。


刺されるとどうなるのか


蜂に刺されるとどうなるかというと、棘が刺さった時のような痛みが走ります。しかし、痛いのはその刺された瞬間だけです。その後は刺されたところが柔らかければ腫れが広がり、太った人のようになります。その浮腫のようなところは痒くなり、痒みは 2、3日の間続きます。

養蜂家はどれだけ蜂に刺されれているのかと言うと、人によってさまざまですが、わたしは数日に1度くらいのペースで刺されています。

いつも面布を被り、また耐刺突ゴム手袋を着けていますし、長袖長ズボンで作業していますが、手袋を脱いだすきに刺されたり、手袋と袖の間や、靴とズボンの間に見える靴下の上から刺されることがあります。また、ゴム手袋のゴムが剥がれた布の上から刺されこともあります。どうやら蜂は刺しやすいところを瞬間的に見分けることができるようです。

肌の上から直接刺されると大量に毒が入り腫れますが、服の上から刺された場合は毒の量も少なく、腫れの程度は大したことはありません。

また、蜂毒の反応はアレルギー反応ですが、頻繁に刺されると大して腫れなくなります。体が毒に慣れるのでしょう。アレルギー反応についてのわたしの理解とは矛盾しますが、事実なので仕方ありません。

なお、蜂に刺されて健康になるということはありません。

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