最近気づいた共生者にゴマフウンカCemus nigroclyeatusがいます。短翅型のようで、体長は2mm強と非常に小さいです。そのためこれまで見過ごして来ました。
ゴマフウンカがミツバチの共生者であると報告している例は、論文にもどこにもありません。特に害になっているわけでもないようなので、誰も気にも留めていないのでしょう。
わざわざ入り口から入って来たとは思えないので、想像するに採餌先の植物にいたものが便乗して巣箱に連れて行かれてしまったのでしょう。
とすると、ゴマフウンカは、寄生したくてやってきたのではなく、ミツバチに偶然連れて来られただけなのかもしれません。