ですから、法律そのものや解釈、適用を正しくできないとしても、そのことを恥じる必要はありません。そのために法律の専門家がいるのですから。しかし、間違って理解しているのに、それをさも正しいことだと他の人に吹いて回るのは有害なことです。
養蜂業界では、ダニ対策の場面でギ酸やシュウ酸、メントールを使用することについて適法性・違法性が常に議論になっています。SNSなどに間違ったことを書いている人は少なくありません。そのような現状を、私は問題に感じてきました。
『ミツバチのダニ防除: 雄バチ巣房トラップ法・温熱療法・サバイバルテスト』は、そのような不毛な議論に終止符を打つものです。もし、法解釈や適用に自信がないようでしたら、法令について分かるように書いていますので、是非拙著をお役立てください。