ニホンミツバチ(トウヨウミツバチ)について漠然と知っていることは多々ありますが、それらは一体だれが言い始めたことなのでしょうか?各時代に生きた名もなき養蜂家の発見が蓄積された結果なのでしょうか?
そうではありません。それらトウヨウミツバチについての典型的な情報は、専ら李時珍の『本草綱目』に負っています。
もっとも、李時珍はミツバチに詳しかったわけではなく、専ら王禹偁の『小畜集』に依拠していました。王禹偁は、ミツバチを飼っている寺の僧に教えてもらいました。
以下のとおりです。
『全訳 家蜂蓄養記』には抄訳を載せていますのでそちらもご覧ください。