現代農業11月号への寄稿について


今回の記事は、9月号の続きです。前回の記事は、具体的な方法・手順について書いており、それで十分に思えるかもしれませんが、今回の記事は、主に、温熱療法に伴う副作用やその他懸念される事項などについて書いています。


防除を行うと一部の蜂も巻き添えになります。その最たるものは認可外のギ酸で、量や使用条件を間違えると大量死を引き起こします。承認された動物用医薬品であるアピスタンやアピバールであっても、ある程度の犠牲はでています。

このように、防除には副作用があります。温熱療法も、ダニが死ぬほどの高温を用いるため、蜂児がダメージを受けることがありますし、温度を上げすぎると成蜂も殺してしまうことがあります。温熱療法は一見オーガニックですが、必ずしも蜂に優しいという訳ではありません。

他にも、昔の温熱療法についても書いています。「ヘギイタダニ対策としての温熱療法」は、聞いたこともなかったので、わたしは基礎研究を参考にいちから構築しましたが、なんと半世紀以上も前に日本で発明されていた技術だったのです。「タイヤの再発明」とはまさにこのことです。

詳しくは本誌をご覧になっていただきたいのですが、温熱療法はわたしの考案した方式以外にもありますので、皆さんは皆さんで、独自の方法を考案されたり、わたしの方法をさらに改良されたりなどして実践されると良いと思っています。



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