「カモミールの植栽」の続きです。
ご存じないかも知れませんが、今日はタイムの日です。タイムは6月18日の誕生花です。しかし、そんな日は人間が商売するために勝手に決めた日ですのでまったく気にする必要はありません。
さて、日本の養蜂界でにわかにタイムに注目が集まっているのは昨年から販売が開始されたチモバールの主成分であるチモールを多く含有しているからです。
このタイムを養蜂箱にいれればチモバールの代わりになって薬代を節約できる、と考える人はいるでしょうが、少し摘んで入れただけでは話になりません。チモバール一回分のチモール相当量を含有するタイムの葉は2、3kgになりますから。
結論を先に書いてしまいましたが、皆さんが試すのは自由です。入れたら入れたで多少のダニは落ちるはずです。しかし持続性はないので、続々と巣房から出てくる新しいダニを駆除するには2週間切らさずに入れ続ける必要があります。
そんな大変なことはできないからこそ製剤化された薬品が市販されているのです。
「今年のヒマワリ」に続きます。